愛の木に 愛の芽が出て 愛の実がたくさん

愛の木。愛の芽。愛の実。


「ママーあいしてるの『愛』を『してる』って何?」

「んー?なんだろうね。舜明は愛って何だと思う?」

「愛、、、愛の実?」

「愛の実???」

「ママー、ママのからだには
愛の実がたーくさん実ってるでしょ?」

「愛の実?」

「そう。しゅんめいに、よく『愛してる』って言ってくれるでしょ」

「うん」

「マーマーの身体は舜明よりも大きいから
 大きな愛の木が育っていて・・・」
(私の下腹部あたりから胸あたりが「木」だと触る)

「たっくさん、愛の実ができてるわけ」

「うん」

「それで、たくさん愛の実があるから、
舜明にたくさん、愛をくれるわけ」

「ほお」

「しゅんめいはさ、まだ小さいから
(身体の中心部をさわりさわり)
愛の木、小さいし、まだ、実が少ないの」

「えー、舜明も愛でいっぱいあふれてるじゃない」

「しゅんめいのは、愛の芽だよ。まだ」

「ほぉ」

「ママの愛には、かなわないわけ」



こどもは、天才だなぁ。と思う、今日この頃。