返還される予定の西普天間地区を見て、ふと思う。

 

今日は、息子のサッカー(宜野湾・大山)の帰りに

イオンモールライカムへと向かった。

 

その途中、私が学生の頃に見ていた

「米軍基地」のフェンスの向こうに

息子の大好きな黄色いショベルカーがたくさん。

 

土をならしていた。

 

フェンスの向こうは米軍基地。

そこにたくさんのショベルカー。

 

もうすぐ私たちの土地が私たちの土地へと

「返還」される予定の場所だ。

 

そこには

母が晩年お世話になった

琉球大学附属病院が

移転する予定になっている。

 

立地がとてもよく

いろんな計画が立っている。

 

 

そしてふと

普天間第二小学校を思い出した。

 

そこに飛行中の米軍機から

窓ガラスが落下した事件だ。

 

その前は幼稚園だったか、保育園だったかに

なんかよくわかんない瓶みたいな部品が落下した。

 

私が大学生の頃は

たくさんの同級生が通う

沖縄国際大学に、部品とか窓じゃなくて

ヘリコブター自体が落下した。

 

 

最近、窓ガラスが落下した

普天間第二小学校には

「自作自演だ」とか

「基地の近くに小学校をつくった

おまえらが悪い」

という

いやがらせや脅しの電話などがはいっているという。

 

ネットでも、そんな話が

うじゃうじゃわいている。

 

 

念願の西普天間地区が返還される。

私たち、うちなーんちゅの土地がうちなーんちゅに返される。

そこへ新しく、琉球大学附属の病院が建設される。

当然ながら、医学部も併設される。

ちょっとした医療の中心地になる気がしている。

 

そこで、もしなにか、米軍関係の事故が起きたなら

私たちは、また、心ない人たちから心ない言葉を浴びせられるのだろうか???

 

「基地の隣に病院をつくったお前らが悪い」と

言われるのだろうか?

 

私たち、うちなーんちゅは

沖縄の発展を願い、安全を願い、安寧を願っては

いけないのだろうか。

 

あんな大きな米軍基地の、ちょっとした土地を返してもらい

喜んで、大学病院を設立する。

 

そんなことも許されないのだろうか。

 

 

石平の交差点には

アメリカ国旗と日本国旗が

仲良く、二つ並んで誇り高くパタパタしている。

 

 

沖縄の土地が、沖縄に帰ってくることを願って。

沖縄が、日本が、世界が、平穏な1日を迎えられることを祈って。

 

 

返還される予定の西普天間地区を見て、

「わーショベルカーがいっぱい!」

と無邪気に喜ぶ息子の笑顔が

ずーっとずーっと続くことを祈って。

 

ちょっと思ったことを書いてみました。