「大金持ちになりたいんだ」

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私「舜明は、将来、どんな大人になりたい?」

舜明「しゅんめ、大金持ちになりたいんだ」

 

私「大金持ちっていっても、色んな人がいるよ。

  悪い大金持ちもいるし、良い大金持ちもいるし、、、

  そこが大事じゃん?どんな大金もちになりたいの?」

 

舜明「しゅんめいは、、大金持ちになって、

   モノが買えない人にお金をあげれるようになりたい。

   マーマーは、舜明が大金持ちになる頃には

   おばあちゃんになっていると思うけど、

   マーマーが今買えなかったモノを

   舜明がプレゼントしてあげるからね。

   舜明はがんばって、大金持ちになるよ。」

 

話ながら、涙ぐむ舜明。

私もたまらず、涙ぐむ。

 

 

ふたりぐらし。

そんなに裕福ではないので、

あれやこれや、舜明に我慢させてしまっている。

 

 

先日、アクセサリー屋さんの前を通った時に、

ネックレスを見て、

私が、つい、「かわいいっ〜」

と言って足を止めてしまった。

 

舜明「かわいいね。ママに似合うね。買ったらいいよ!」

私「ノー!!!高くて買えないよ〜。いいです。」

舜明「舜明が、大人になったら、大金持ちになって、買ってあげるよ。

   今、買ってあげられなくて、ごめんね。」

 

店員さん「なんて良い子なんですか〜〜〜!!!

     男の子、いいですね〜〜〜!!!」

私 「ねー。私は世界一幸せな母です。」

 

というやりとりがあった。 

 

それから、舜明の夢が「大金持ちになりたい」になった。

 

舜明はきっと、大金持ちになれると思う。

そして、きっと、困ってる人を助けてあげれるような

立派な人になれると思う。

 

親バカでしょうか。

 

親バカで構いません。

 

うちら親子は

「お金はないけど、決して貧困ではない」と思っています。

 

舜明が隣にいてくれて、今日も幸せです。

 

ありがとう。舜明。